昨年、最低賃金の全国加重平均が1,055円となり、政府は当初2030年代半ばに1,500円にする目標を掲げていましたが、これが2020年代に前倒しされたことは記憶に新しいと思います。
2020年代、仮に2029年に1,500円が実現できるのかどうかは重要な問題ですが、仮に実現した場合、私たちはどのような対策を立てる必要があるのでしょうか。
2020年代に1,500円を達成するには
以下の通り、2029年に1,500円を達成するためには、最低賃金を毎年89円上げる必要があります。ちなみに、当初の2030年代半ばの場合、例えば2035年に1,500円とするのであれば、毎年の上げ幅は40円でした。

下の表は、最低賃金ベースで月給を計算したものとなります。概ね高卒初任給の目安と考えて良いでしょう。
さて、いかがでしょうか。パートアルバイトが多い会社は時給ベース、社員が多い会社は月給ベースの数字を見た方がイメージが湧きやすいと思います。この数字、実現できますか?
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