長時間労働への風当たりが一掃厳しくなっています。

先日公開された、働き方改革実行計画に盛り込まれていることもあり、各地の労働局の行政運営方針にも同様に盛り込まれています。

中でも長時間労働が常態化している業種は注意が必要です。

例えば飲食業。

先日、大阪労働局天満労働基準監督署が違法な長時間労働を行なわせた労働基準法違反の疑いで関西を中心に41店舗の飲食店を運営している株式会社熊五郎を書類送検しました。

大阪西労働基準監督署発表
http://osaka-roudoukyoku.jsite.mhlw.go.jp/library/osaka-roudoukyoku/H29/soken/290420-tenma2.pdf

また、鹿児島労働局では独自に飲食店に対する労働条件に関する自主点検を行ったり、飲食業向けの説明会を開いたりし、何れにも応じない事業所を個別に調査するようです。

飲食店に対する労働条件に関する自主点検結果 | 鹿児島労働局
http://kagoshima-roudoukyoku.jsite.mhlw.go.jp/news_topics/houdou/h28/2017-0314-1.html

長時間労働が常態化している業界を労働基準監督官はどう見ているのでしょうか。

以前、地元の労働基準監督署で相談員をしているときに監督官に直接聞いたことがあります。

次の様な答えが返って来ました。

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