厚生労働省は7月27日、第49回中央最低賃金審議会でまとめられた今年度の地域別最低賃金額改定の目安について、ホームページに公開しました。

平成29年度地域別最低賃金額改定の目安について |報道発表資料|厚生労働省
http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000172722.html

最低賃金は、都道府県ごとに毎年10月ごろに変更されますが、今年度の引き上げ額の目安が公表されました。

これによると、都道府県を4つのランクに分類し、ランクごとに

  • Aランク26円
  • Bランク25円
  • Cランク24円
  • Dランク22円

を引き上げ額の目安としています。

また、各ランクごとに適用される都道府県は次のようになっています。

A 埼玉、千葉、東京、神奈川、愛知、大阪
B 茨城、栃木、富山、山梨、長野、静岡、三重、滋賀、京都、兵庫、広島
C 北海道、宮城、群馬、新潟、石川、福井、岐阜、奈良、和歌山、岡山、山口、徳島、香川、
福岡
D 青森、岩手、秋田、山形、福島、鳥取、島根、愛媛、高知、佐賀、長崎、熊本、大分、
宮崎、鹿児島、沖縄

最終的な決定額は各地方最低賃金審議会でこの答申を参考にしつつ決定される予定です。

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