一般的にビジネスパーソンはやらなければならないことをたくさん抱えています。その量は多くの場合、できる量をこえているのではないでしょうか。

そんな状況で、どれをやってどれをやめるのかを決めるとき、どのような基準で決めれば良いのでしょうか。

P.F.ドラッカーは著書『経営者の条件』で次の様に書いています。

優先順位の決定には、いくつか重要な原則がある。すべて分析ではなく勇気にかかわるものである。第一に、過去ではなく未来を選ぶ。第二に、問題ではなく機会に焦点を合わせる。第三に、横並びではなく独自性をもつ。第四に、無難で容易なものではなく変革をもたらすものを選ぶ。

『経営者の条件』エターナル版 p. 151

ドラッカー教授によると、優先順位の基準は次の通りです。

  • 過去ではなく未来
  • 問題ではなく機会
  • 横並びではなく独自性
  • 無難で容易なものではなく変革

これらを、「分析ではなく勇気」にかかわるものと言っています。

なぜ、「分析」ではなくて「勇気」なのでしょうか。

それは次の様な理由です。

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