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第1回 安全性と利便性

第1回は安全性と利便性についてです。

情報セキュリティに限ったことではないのですが、安全性と利便性はトレードオフです。

高い安全性を求めればそれに伴い利便性は落ちていきます。
逆に利便性を追求すると安全性がどうしても犠牲になります。

例えば、パソコンからの情報漏洩に話を限定すると、もっとも安全な情報漏洩対策は何でしょう。

それは、「パソコンを使わないこと」です。パソコンを使わなければ少なくともパソコンからの情報漏洩はあり得ないですね。
しかし、多くの人が便利さを求めてパソコンを業務に使います。使うなというのは極論ですね。

では、話をもう少し現実的な内容にします。

例えば、パスワード。
セキュリティの代表格であるパスワードですが、パスワードを設定するとそのパスワードを覚えないといけない、覚えたパスワードを入力しないといけないという「面倒な」作業が発生します。
つまり、利便性が若干損なわれます。
逆に、パスワードを設定しないと、覚える必要もなく、入力する必要もありません。利便性は確保されます。

結局のところ、守るべき情報の重要性を理解し、どこまでなら利便性を捨てられるか、その落としどころを決めることが重要になってきます。

余談ですが、パソコンのモニターにパスワードをメモした付箋が貼られているのをよく見かけますが、やめてくださいね。
まったくパスワードの意味がありません。
安全性を確保できていないのに利便性だけ損なわれているという何の意味もない状態です。

話を戻しますが、情報漏洩対策にはいろいろな方法があります。
かかるコストも無料から何百万もするものまで様々です。

次回からは無料、もしくは比較的低コストだけども、やるとやらないとでは大きな違いのある具体的な方法を少しずつご紹介したいと思います。

 

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